時代劇出演で身に着けておきたいこと

時代劇で正義の味方が悪役をやっつけるシーンは、見ている人を清々しい気分にさせてくれます。そんな時代劇に俳優として出演するためには、どのようなことを身につければいいのでしょうか。

歩き方

所作とは、しぐさや演技の動作、立ち居振る舞いなどをいいます。歩き方や挨拶の仕方など基本的な所作が様になっていないと、せっかく俳優として完璧な演技をしてもぎこちなくなってしまいます。歩き方に関していえば、江戸時代までは「なんば歩き」という右手と右足、もしくは左手と左足を一緒に動かす歩き方が一般的だったと言われています。また侍は、腰を落とし、膝を少々曲げた状態の摺り足で歩くこともあり、現代の歩き方とは全く異なります。所作はいきなりやろうと思ってできるものではありません。その時代の人を演じきるためにも、繰り返し練習して体で覚えていくことが大切です。

求められていることを見抜く

時代劇と言っても、最近では、CGを駆使した映画や、ワイヤーアクションやプロジェクションマッピングを使った舞台など、多種多様の作品があります。リアルな演技さえしていればいい現場よりも、演出家や監督に求められている動きやニュアンスを忠実に安全に演じることを求められる現場が増えています。増えていく要求に応えるために、日々の訓練を疎かにしないようにしましょう。

殺陣

時代劇の見どころといえば殺陣のシーンです。斬る役も斬られ役も、ただ刀を振りかざすだけでは様になりません。刀の構え方・斬り方・斬られたときのリアクションまで、ひとつひとつ丁寧に行うことが大切です。立ち回りでは、相手とタイミングを合わせる・振りかぶりで後方の人を傷付けない・切っ先の運び方・斬られた後の刀の処理の仕方・映像ならばカメラワークの確認等、気をつけなければならない点がたくさんあります。また、殺陣は単独の演技力も大切ですが、実はチームプレーでもあります。見どころのあるパフォーマンスとして完成させるためには、殺陣指導を受けて基本的な技術を習得しておくことで活躍の幅が広がります。

アクション

時代劇には、隠密・忍者が登場し、アクションやアクロバットを求められるシーンも様々です。武器を持たない主人公が、刀を持った敵を何人も倒すという場面もよくあります。無手の場合でも、相手が持っている武器の長さや種類に応じて、身のこなし方を変化させ、俊敏に動かなければなりません。動きの速さを求められた時に対応できる体力と視力、アクションセンスを養っておきましょう。

乗馬

乗馬も時代劇に欠かせない技術です。乗馬シーンでは、ただ馬に乗るだけではなく戦シーンをこなさなければいけないこともあります。乗馬では、基本的な姿勢がとても大切です。胸を張って背筋を伸ばした状態が基本的な姿勢となり、前かがみや後ろに倒れた状態にならないように気をつけます。馬は力の入れ方やちょっとした動きから、乗る人の気持ちを敏感に感じ取ります。いい撮影をするためにも何度も乗って慣れることが大切です。

東京にある婆沙羅エンターテイメントでは、俳優向けの殺陣指導や東京郊外での乗馬訓練を開催しています。基礎から学べるクラスもあるので、殺陣の経験がない方や乗馬初心者の方でも安心して挑戦してください。また、劇団などの出張レッスンやアクションコーディネートも行っていますので、舞台などでアクション指導が必要な場合もご相談ください。殺陣指導は一般の方向けのコースもありますので、東京で殺陣教室をお探しの方もご連絡ください。